国連気候変動枠組条約第 29 回締約国会議(COP29)「ジャパン・パビリオン」へ出展
2024 年 11 月 11 日~22 日にアゼルバイジャン共和国の首都バクーで開催される国連気候変動枠組条約第 29 回締約国会議(COP29)において、「ジャパン・パビリオン」に出展する企業の1社として環境省に採択されました。
https://www.env.go.jp/press/press_03631.html
国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)は、各国の政府・自治体や国際機関・企業等のリーダーが参加し、地球温暖化の抑制に向けた国際的な方向性等について議論する国際会議です。この国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)は今回で 29 回目を迎え、会期中に環境省が主催する「ジャパン・パビリオン」に弊社の統合型水循環シミュレータ「GETFLOWS」による物理的リスクへの適応技術用を展示いたします。
「GETFLOWS」は、コンピュータの中に実世界の模型(解析モデル) を作り、数値計算により水循環を再現して表流水の量や水位、水質、流速、地下水の水位、流向、ポテンシャル、水質などを把握し、水収支や課題を明確化いたします。手順としては始めに標高図、地形図、地質図等より解析モデルを作成し、降雨等の外力を与え水循環の現況再現を行い、次に過去の降雨や気温が2℃、4℃上昇した場合の降雨や水利用、土地利用の変化など様々な条件を与えて計算すると過去、将来の水循環や水収支、課題を描き出すことができます。
気候変動の物理的リスクとして洪水、渇水があげられますが、特に渇水に着目して水不足で変化する地下水賦存量や地下水位、土壌水分量を可視化して、企業活動や生物多様性などへの影響を推定する基本情報をプロジェクションマッピングにより紹介します。